浄化槽点検

代表取締役 間　英洋　（アイダ ヒデヒロ）

45歳の時に結核で４ヶ月入院しました。
30代後半より、ある程度の収入も自由な時間もある生活をしていた私の人生の転機になった入院でした。
結核は最初の１週間ぐらいが咳こみなど辛いですが、その後は比較的自由に隔離病棟内で暮らせます。
暇なので読書や入院している方や看護師さんとの会話、食事などが唯一の楽しみでした。
そんな中、余命宣告された癌患者の方とお話をする機会がありました。
自分なりに満足していた自由な生き方を話すと 「あなたは、何のために生まれてきたの？　　
誰かの役に立っている？」
最初は、何を言ってるんだ。　うるさい！　と心の中で思っていました。
ところが、その後５人の方が全く同じ言葉を私に話して亡くなって逝きました。
人は最期の時に「何のために生まれ、何かの役に立てたか」考えるんじゃないかと強く感じました。
そして自分に何が出来るだろう？ 世の中で役に立てるだろう？
と入院しながら考えていました。

そんな中で生まれたのが今のＳＧＳ株式会社です。
自分を育ててくれた両親、故郷、いろんな方々に感謝をしながら、微力ながら世の為に働こうと立ち上げた会社です。
東北大震災後は、月２回半年間、南三陸町に通いました。
今でも実家のある岩手県には、毎月寄付を続けさせていただいています。
昨年からは、埼玉県川の国応援団に「吹上清流の会」として加入し、地元吹上元荒川の清掃と荒川土手の清掃を続けています。
社訓は「ありがとう」
感謝しながら大きくなくても一隅を照らす会社を目指します！